この記事は、US時間2026年5月5日にリリースされた最新版であるSharePlex12.3の概要をご説明させていただきます。
ミッションクリティカルな環境で長年信頼をいただいているSharePlexに、記念すべき最新バージョン「12.3」が登場しました。今回のアップデートは単なる機能追加に留まりません。SharePlexは、ついにAIとの融合による新たなステージへと進化しました。
本記事では、12.3の最重要機能である「SharePlex AI Insights」を中心に、最新プラットフォームへの対応やクラウド連携の強化についてご紹介します。
- 【最注目】SharePlex AI Insights v1.0:AIが実現する次世代の可視化
SharePlex 12.3の最大のハイライトは、新機能SharePlex AI Insights v1.0の搭載です。
これまで、大規模なレプリケーション環境の健全性を維持するには、高度な専門知識と絶え間ない監視が必要でした。AI Insightsは、この運用プロセスをインテリジェントに進化させます。
- リアルタイムな洞察: レプリケーションの稼働状況やパフォーマンスに関する深い洞察を提供します。
- 運用のスマート化: AIの力を借りることで、潜在的な問題の特定やパフォーマンスの最適化を、より迅速かつ的確に行えるようになります。
- 監視の効率化: 複雑なデータフローを直感的に把握できる、モダンなモニタリング体験を提供します。
AI Insightsは、これからのデータレプリケーションにおいて「AIによる自律的な管理」を実現するための第一歩となる重要な機能です。
- 最新プラットフォームへの迅速な対応
SharePlexは常に最新のデータベーステクノロジーをサポートし続けています。バージョン12.3では、以下の最新環境に対応しました。
- Oracle 26ai サポート: 最新のOracle Database 26aiをソース・ターゲット両方でサポートしました。
- PostgreSQL 18 & SQL Server 2025: 普及が進む最新のPostgreSQL 18や、次世代のSQL Server 2025(ターゲット)にもいち早く対応しています。
- クラウド統合とPostgreSQL連携の深化
ハイブリッド・マルチクラウド戦略を推進するお客様のために、Google Cloud Platform(GCP)との連携が大幅に強化されました。
- Oracle to Parquet (GCP): Oracle DBのデータを、Google Cloud Storage上に直接Parquet形式で出力・複製できるようになりました。これにより、BigQueryなどでのデータ分析がより迅速に開始できます。
- Google Cloud環境の全面サポート: Google IaaS上で稼働するOracleやPostgreSQL、さらにはExadata on Google Cloudまで公式にサポートしています。
- PostgreSQL間レプリケーションの強化: UUIDデータ型のサポートや、ラージデータタイプ(TEXT, JSONB等)を用いた高度な競合解決が可能になりました。
- エンタープライズ基準のセキュリティ強化
ミッションクリティカルなデータを扱う製品として、セキュリティ機能も一層強化されています。
- mTLS (相互TLS) 接続: OracleおよびPostgreSQLへの接続において、証明書を用いたセキュアなmTLS認証が利用可能になりました。
- FIPS 140-3 準拠: 最新の暗号化モジュールの標準規格に対応し、より高いレベルのセキュリティ要件に応えます。
まとめ
SharePlex 12.3は、SharePlex AI Insightsという強力な知能を手に入れたことで、単なるデータ転送ツールから「自律的なデータ統合プラットフォーム」へと進化を遂げました。
最新のOracle 26aiへの移行や、GCP上での高度なデータ活用、そしてAIによる運用の効率化を検討されている皆様にとって、SharePlex 12.3は最適な選択肢となるはずです。
詳細なリリースノートは以下のリンクからご確認いただけます。 SharePlex 12.3 Release Notes
進化したSharePlex 12.3を、ぜひお客様の環境でお試しください。